毎日の仕事から帰宅して、重い足取りで浴室に向かう瞬間が私は一番憂鬱でした。シャワーを浴びること自体は嫌いではないのですが、とにかく髪を洗うという作業が面倒で仕方がなかったのです。特に疲れている日は、シャンプーをしてから洗い流し、さらにコンディショナーをつけてまた洗い流すという工程が、永遠のように長く感じられていました。
そんな面倒くさがりな私にとって、1本で済むオールインワンタイプのシャンプーは以前から憧れの存在でした。しかし、過去にいくつか試してみたものの、どれも満足のいくものではありませんでした。その最大の理由は、洗っている最中の「泡立ち」への不満です。
オールインワンやアミノ酸系の優しい成分を謳うシャンプーは、どうしても泡立ちが悪く、髪を摩擦で洗っているような不快感がありました。頭皮の汚れが本当に落ちているのか不安になり、結局何度もプッシュして大量の液を消費してしまうことも少なくありませんでした。そんな経験から、便利さを取るか、洗い心地を取るかというジレンマにずっと悩まされていたのです。
そんな時に友人から勧められたのが、ホロベル シャンプーでした。メンズ向けの3in1シャンプーということで、最初は「また泡立たなくてガッカリするパターンだろう」と半ば疑っていました。しかし、実際に手に取ってみたその日、私の長年のシャンプーに対するネガティブな固定観念はあっさりと崩れ去ることになります。
初めて使った夜、いつものようにぬるま湯で軽く髪を予洗いし、ボトルから適量を手のひらに出しました。少しとろみのあるテクスチャーだなと思いながら両手で軽くこすり合わせ、髪の根元に向かってなじませていきました。すると、ほんの数秒も経たないうちに、指先からモコモコとした豊かな泡が生まれ始めたのです。
それは私が今まで経験してきたリンスインシャンプー特有の「水っぽいシャバシャバの泡」ではありませんでした。まるで洗顔ネットで丁寧に作ったかのような、きめ細かくて弾力のある泡が、あっという間に頭全体を包み込んでくれました。あまりの泡立ちの良さに、思わず鏡の中の自分を二度見してしまったほどです。
この豊かな泡のおかげで、指の腹が頭皮に直接強く擦れることがなくなり、摩擦のストレスを全く感じなくなりました。泡がクッションの役割を果たしてくれるため、頭皮を優しくマッサージするように洗うことができるのです。疲れた頭を自分の手で労わりながら洗う時間が、かつての面倒な作業から、一日の疲れを癒やすリラックスタイムへと変わっていきました。
さらに驚いたのは、その泡の持続力です。洗っている途中で泡がへたって消えてしまうシャンプーも多い中、ホロベル シャンプーの泡は最後までしっかりと形を保ってくれました。耳の後ろや襟足など、皮脂が溜まりやすい部分も、この濃密な泡がしっかりと汚れを吸着してくれているのが指先の感覚で伝わってきます。
そして、洗い流す時の泡切れの良さも特筆すべき点でした。これだけしっかりとした泡なら流すのに時間がかかるだろうと覚悟していましたが、シャワーのお湯を当てた瞬間に、サッと泡が消えていくのです。いつまでもヌルヌルとした感触が残ることもなく、頭皮がキュッと引き締まるような爽快感だけが残りました。
お風呂から上がり、タオルドライをしている時にも変化を感じました。コンディショナーを使っていないにもかかわらず、髪がキシキシと絡まることが全くありません。ドライヤーで乾かした後も、根元からふんわりと立ち上がりつつ、毛先はしっとりとまとまっていました。
たかが「泡立ち」一つで、ここまで洗髪の体験が変わるとは思っていませんでした。豊かな泡で頭皮の汚れをしっかりと落としつつ、髪を摩擦から守り、しかも1本でケアが完了する。この絶妙なバランスを実現している点に、メンズ向けのヘアケアアイテムとしての本気度を感じずにはいられません。
今では、夜のバスタイムが面倒だと思うことはなくなりました。むしろ、あのきめ細かい泡で頭皮をマッサージする爽快感を求めて、足早にお風呂に向かう自分がいます。もし私のように、毎日の洗髪を面倒だと感じていたり、これまでのオールインワンシャンプーの泡立ちに不満を持っていたりする人がいるなら、その泡の力にきっと驚かされるはずです。